2011/6/9 木曜日
本日、個別絵画教室に来られた、広汎性発達障害の小学校1年生の男の子の体験の様子です。
まず自由にクレヨンで描いてもらいました。

次は何をかく?という問いかけに

他に好きな絵は?という問いかけに、「ビルが火事になった。」


消防車が火を消しています。

消防士らしき人物を描くようになりました。
人はいないの?という問いかけに

今までの絵を受けて、「人はどんな顔?」という問いかけに対して、、、
(問いかけの狙いとしては、物だけではなく人にどのくらいの興味があり、表現できるか描いてもらいました。)

この後、何枚も人物や物語のついた人の絵をちゃんと描くことができました。 まるまる1時間描き続けました。ご自宅でも1時間座って描き続けたことはないそうです。
観察と正しい声かけによって子供の頭の中にあるイメージを絵画というツールを使って表現できるようになりました。
問合せ先 たまみずきケアサポート
個別絵画教室
TEL 03-5923-9186
kaiga@tamamizuki.jp
2011/6/8 水曜日
バザーも無事に終わることが出来ました。保護者の皆様にはご理解ご協力をいただきましてありがとうございました。
今週から散歩も取り入れていきたいと思っております。
08日(水) ダイナミックリズム
09日(木) 散歩
10日(金) ダンス
11日(土) 運動あそび
人数や下校時刻の関係で変更になる場合もございますのでご了承下さい。
臨時での利用希望も随時受け付けております。
空き状況をご覧になって、興味のある活動にぜひご参加下さい。
2011/6/7 火曜日
「絵画ということについて」 先生のブログ
多くの人が「絵画」という文字から発想するのは、「ゴッホ」、「ピカソ」などの古典的なものから、マンガやデザイン的なイラストを含め、綺麗に出来上がった絵のことをイメージすると思います。
それは間違いではありませんし、事実そのような絵を私たちは「絵画」と呼んでいます。そして、学校に行った人なら皆覚えがあると思いますが、「美術」という授業で「絵画」制作をした(させられた?)経験があると思います。
その時に、大抵の人に刷り込まれていることがあります。
「先生が差し出した本のように」「美しく」「描かなければいけない」と。。。
そもそも絵画は芸術ですから、自由な自己表現で良いわけです。
大切なことは、画く(絵画)という行為を通して自己表現を行えるかどうかということです。
(その表現の形が一般化され普遍的なものになった時、一流芸術と呼ばれるのですが、一流を目指すということと、芸術を目指すこととは≠です。(←イコールではない)
絵画においてまず必要かつ大切なのは、
「描く」という行為に慣れ親しむこと。
「描く」という行為を楽しむこと。
の2点です。
発達に遅れなどのあるお子様の場合、特に上記の2点は重要事項となります。描き始めは、療育的なかかわりがとても大切になってきます。療育的なかかわりはどのようなことかといいますと、
『個人差のある発達を見極めて、個別に目標設定を行い実行する』
ということです。
例として、
1座っていられない
→ まず座るということを習慣付け、描く事に意識を向けさせてゆく。
2座っていられるが、描く事に興味がない
→ 絵画の様々な画材、技法を使いながら本人が興味を持っているものを探してゆく。
3自閉傾向があり、
?こだわって同じ物しか描かない
→ どういったところの何にこだわっているのかを見極めながら同じ絵を否定することなく、まず受容し、その後で変化を促すアプローチをしてゆく。
?描く行為に興味を持ってくれない
→ 何にこだわり、何がイヤなのかを丁寧に見極めながら「描く絵」だけでなく、ちぎり絵、版画などの「芸術としての創作」という領域まで含めて関わる。
4肢体不自由があり筆やペンが持てない
→ 身体の状態をよく知ることで、そのお子様に合った自助具や姿勢を作る。
これらのことは非常に簡単な説明ですが、このように個別目標を立てて(実際にはもっと細かく、またメンタリティ等も考慮して)絵画を通してかかわっていきます。
絵画教室概要
対象年齢:3歳〜高校生3年生まで
曜日:火、木、金
時間:1時間を目安に、40分から50分程度の療育、5分から10分の親御さんとのお話しです。
1, 14:30-15:30
2, 15:30-16:30
3, 16:30-17:30
4, 17:30-18:30
5, 19:30-20:30
まずは初回の無料体験にお越しください。
1か月4回(基本的には曜日、時間は固定させていただきます)
月謝 12000円
材料費1か月 500円
担当講師
デイサービスで毎月第3土曜日にお世話になっている先生です。もう20年近く障害児療育に携わっているベテランの先生です。近隣の絵画教室の先生とも連携をとりながら進めていきたいと考えています。
先日は絵画教室を始めるにあたって静岡県掛川市の「ねむの木学園」まで絵画教室の見学にいかれたそうです。
問合せ先
たまみずきケアサポート
TEL 03-5923-9186
kaiga@tamamizuki.jp
講師が不在の場合は折り返しのご連絡となります。
2011/6/6 月曜日
6月4日(土)『第2回たまみずきバザー』を開催しました。


みんなの願いが通じたのか、当日は梅雨の晴れ間の良い天気。気温も上がり、模擬店のカキ氷もバンバン売れていきます!

土曜日利用の子どもたちが交代でお店番です。
「いらっしゃいませ〜」と声をかけたり、品物を袋に入れたり、代金をもらっておつりを渡したり。。。。。大活躍でした。


店番の仕事のあと、子供たちは100円のお給料をもらいました。そしてその100円で、カキ氷やポップコーンなどの好きなおやつを選んで買いました。
働くこと、それに対してのお金をもらい、そしてそれで買い物をする・・・・
今回は、お店番をした子どもたちだけでしたが、次回からは他の仕事(仕分けや値段付けなど)についても、考えていきたいです。
バザーを通して、将来についてもみんなで考えていけたらいいなと思っています。
保護者の皆様、地域の皆様、また、チラシをみてわざわざ自転車で品物を提供してくださった方など、多くの方のご協力を得て、今回のバザーも成功することが出来ました。
本当にありがとうございました。
2011/6/3 金曜日
いよいよ明日6月4日(土)は、第2回たまみずきバザーです。
今日まで子供たちは、値段付けや仕分け、看板製作など色々な仕事を頑張ってきました。
スタッフによる会場設営も着々と進んでいます。


品物の提供など、ご協力いただきましたおかげで、こんなにたくさん集まりました。

明日は暑くなるとの予報。このカキ氷機が活躍することになるでしょう!

飾り付けの最終準備中です。
いつものガレージと一変した様子を見に来てください。
明日は、土曜日利用の子どもたちも交代で店番をやります。
どうかご近所、お知り合いなどなどお誘い合わせの上、たまみずきバザーにお越し下さい。
お待ちしています!!