研修報告!
2011/11/2 水曜日
10月21日(金)多摩小平保健所にて行われた、『発達障害児の気持ち 親の気持ちを理解する』という講演会に参加しました。講師はNPO法人 えじそんくらぶの会 東京E-CHAP 代表 井手籠 栄理子先生です。
講演では発達障害について子どもが抱える問題や、保護者が抱える問題について分かりやすく、事例を含めてお話があり、とても分かりやすかったです。
その中の事例の一つをご紹介します。
「片づけて」と何回言ってもちっとも片づけない。。これってどうして?
「ダメな子ね!」となる前に、考えてみましょう。
?聞こえていない → 遠くで声をかけても聞こえていない場合もあるので、近く
で注目させてから話してみましょう。
?うっかり忘れてる → 指示を聞いてもすぐに忘れてしまうこともあるので、「まず
何をやるんだっけ?」と確認をする。
?意味がわからない → 「片づける」の意味が分からない子もいるので、「ボール
をこの箱の中に入れてね」とより具体的に伝える。
?わざとやらない → 注目されたくてわざとやることもあるので、良い行動を見つ
けて褒めてあげる
子どもと関わる日々の中で一呼吸おいて、どうしてなんだろう?と考えて対応する事が大切なんだと感じました。
また、多摩小平保健所では、障がいのあるお子さんのための歯科受診や検診の絵カードを無料で配布しておりました。
イラストが細かくあり、わかりやすいです!
講演会の中で先生がおっしゃった言葉の中で心に響いたものをご紹介します。
☆どんな子でも、子どもは必ず成長する!☆
☆「理解」と「支援」があれば『個性』にできる!☆
とても深い言葉だなと感じました。子どもの障がいや、行動に対して関わる大人の「理解」と、子どもにあった必要な支援・関わりができれば一人一人の『個性』にできる。
まだまだ分からないことだらけですが、子どもたちと一緒に成長して行きたいなと改めて思います!!